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  • 6月16日(木) ロータリー情報・定款細則委員会卓話

    ※普段は例会前に食事をするのですが、本日は卓話を始める前に食事となりました。本日は沼田会長の計らいもあり、夜間通常例会ながら、アルコールの提供(もちろん、キリン一番搾り北海道づくりです!)もありました。福田パスト会長が用意された、RI規定審議会の紹介動画や、先月末にソウルで開催されましたRI国際大会のPR動画、開会式の動画などを見ながら参加会員全員で食事を取りました。

     

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    ※食事の一部と動画が流れているスクリーンを撮影したものです。雰囲気だけでもお楽しみ下さい。

     

    食事やアルコールが大方進んだ段階で本日の卓話に入りました。

     

    ◇会員卓話

     

    ロータリー情報・定款細則委員会 パスト会長 福田 武男 委員

     

    テーマ「2016年規定審議会」

     

    卓話1

     

    皆さん、こんばんは。本日は本来であれば佐藤 秀雄 PGにお願いしてありました。次年度に向けての話の中で、今回2016年度の規定審議会で大きくロータリーの決まりが変わりました。川端パスト会長からのご指名で本年度の規定審議会の審議結果を担当して下さいと要請されまして、私が今回の担当だったのですが、なんと言っても現場に出席しているPGというのはそんなに居ません。そういう意味で佐藤 秀雄 PGは非常に貴重な存在ですから、代わりに卓話をお願いしていて、了承もいただいていましたが、先週連絡をいただきまして地区の諮問委員会がぶつかってしまって出られないと言われました・・・千歳の顔が欠席という訳にもいきませんから、当初の予定通り私が卓話をさせていただく事になりました。本日は規定審議会について、Q&A形式で説明し、今回の審議会で変更され、7月から早速スタートする予定のその内容を説明していきたいと思います。

     

    1.規定審議会とは

     

    ロータリーの立法機関で3年に1度行っています。1934年までは毎年行っていて、1954年から偶数年度に行おうという事になりました。ちなみに奇数年度には人事の検討をしていたそうです。1970年に国際大会とは別の立法機関としようという事になり、1974年に3年に1度の開催となりました。現在では電子投票システムが導入された関係で世界本部近隣のシカゴで行われています。2001年から1地区5件までしか意見提出出来なくなりました。また、2010年には提出期限が半年間早くなりました。よって意見が出し難くなってきていますね。

     

    2.誰が参加するのですか

     

    地区には規定審議会の代表議員という方が居ます。この方々は3年毎に選出され、大体が80歳代の方です。何かあった時の為に補欠議員も2人おります。2010年には佐藤 秀雄PGに出ていただきました。人選に関してはPGじゃなければなりません。今年度で3年が経ちますから次年度は改選期です。誰が出るかといいますと、おそらく酒井 正人 PG(函館五稜郭RC)が就任されると思います。ですからクラブで何か意見を上げる際には、この酒井 正人さんと相談の上、上申する必要があります。

     

    3.どうやってクラブから立法案を出すのですか

     

    大西年度で1年間かけ、立法案に関して要望がある場合は酒井 正人さんと相談しながら文面(英語で作る)を含めて内容を検討します。その次の年度の瀧澤年度の10月に地区大会がありますので、その場でその内容を提出します。そして12月31日までにRIの事務総長に届くようにするのです。ですから次年度に私たちが行う事は、何を出したら良いのか検討する、もしくは今回決まった事柄に反対する事も出来ます。(その場合は8月15日までに届くように反対の投票をする。)世界にロータリーは35,000クラブ程存在しますから、その5%が反対ならその案件に関してもう一度35,000クラブで評決を採る仕組みになっています。

     

    4.RI会費に関して

     

    1998年までは3年に1度、追加会費を1ドルずつ払っていたものが、2001年から毎年1ドル値上げとなり、3年で3ドルという事になりました。ですが、反対意見も出なく通過してしまいました。それが去年から5割増しの1ドル50セントになりましたが、それでも反対意見は出ませんでした。全ロータリアンが1億5千万人居ると考えると膨大な金額になりますよね。

     

    5.千歳RCから立法案を出した事はあるのですか

     

    実はあります。2010年佐藤 秀雄 PGが規定審議会に出席した際に、たまたま私が提案した案件だったのですが、毎年毎年会費を上げる事に対して、それは反対だと提案した訳です。何故、その歴史が残っていないのかと言いますと、行おうとしたらロビー活動で抑え込まれたのですね。値上げ額を半額にするからその提案を引っ込めてくれないかと相談され、それで引っ込めざるを得なくなってしまいました。

     

    6.今回の規定審議会での変更点は

     

    卓話2

     

    福田パスト会長より今回の規定審議会での変更点についてポイントを絞って説明がありました。資料をいただきましたので全文掲載いたします。次年度よりスタートしますので参考資料としてご利用下さい。

     

    1)16-01 「書面による理事会議事録について規定する件」

     

    クラブ理事会のすべての会合の議事録を60日以内にクラブの全会員が閲覧できること。

     

    2)16−05 「クラブ内の委員会について規定する件」

     

    本クラブは次の委員会を有すべきである。

    ・クラブ運営委員会

    ・会員増強委員会

    ・公共イメージ委員会(旧広報委員会)

    ・ロータリー財団委員会

    ・奉仕プロジェクト委員会  ・・・以上の5つの委員会が最低必要である。

     

    3)16−06 「ロータリークラブの目的を定義する件」

     

    ロータリークラブの目的を新設すること。

    本クラブの目的は、「ロータリーの目的」の達成を目指し、五大奉仕部門に基づいて成果あふれる奉仕プロジェクトを実施し、会員増強を通じてロータリーの発展に寄与し、ロータリー財団を支援し、クラブレベルを超えたリーダーを育成することである。

     

    4)16−07 「クラブ会員の入会金を廃止する件」

     

    入会金の規定をすべて廃止し、ロータリアンになれる見込者の枠を増やす。

     

    5)16−10 「奉仕の第二部門を改正する件」

     

    奉仕の第2部門である職業奉仕に、「自己の職業上の手腕を社会の問題やニーズに役立てるために、クラブが開発したプロジェクトに応えることが含まれる」を追加すること。

     

    6)16−21 「クラブ例会と出席に柔軟性を認める件」

     

    新たに【第6条 例会と出席に関する規定の例外】を追加することで、特別な事情があるクラブには例外を認め、各ロータリークラブ細則で例会頻度と出席に関する規定を定めるようクラブに柔軟性を与えるもの。

    《修正動議》:毎月少なくとも2回例会を開催するが出され、1時間の議論の末に採択される。

     

    7)16−26 「例会取消の規定を改正する件」

     

    例会日が一般に認められた祝日を含む祝日に当たる場合、またはその週に一般に認められた祝日が含まれる場合、例会を取消すことができる。RIBIの多くのクラブは祝日のある週に例会を開かないのが慣例である。しかしこの取消は年間4回の例会取消の内の1回として数えること。

     

    8)16−30 「直接あるいはオンラインの両方による例会出席を認めるよう、出席規定を改正する件」

     

    従来型のクラブでも、オンラインでの参加に必要な技術インフラが設置されている場合は、オンラインによる参加も通常の出席として数えられる。

     

    9)16−35 「出席免除の規定を改正する件」

     

    出席免除の規定に、一つまたは複数のクラブで少なくとも20年の会員歴がある条件を加える。

     

    10)16−36 「会員身分の柔軟性を認める件」

     

    会員身分に関する規定の例外を認め、クラブが細則で独自に決定できる。個々のロータリークラブに柔軟性を与える。正会員のサブカテゴリーに、準会員・家族会員などが可能になる。

     

    11)16−38 「会員身分の規定を変更する件」

     

    クラブは善良さ、高潔さ、リーダーシップを身をもって示し、職業上および(または)地域社会でよい評判を受けており、地域社会および(または)世界において奉仕する意欲のある人によって構成されるものとする。従来のその他の規定を削除。すべてが削除されれば、会員身分の制限は基本的になくなることを意味し、よって世評と本人の意欲があれば誰でも会員となることが出来るようになる。

     

    12)16−40 「ローターアクターが正会員となることを認める件」

     

    ローターアクターとロータリー学友にロータリークラブ会員となる資格を与える。ローターアクターは二重会員となれる。

     

    13)16−82 「従来型クラブとEクラブの区別をなくす件」

     

    通常のクラブの例会を時によってはウェブ上でも開催し、あるいはEクラブ例会を時によってはオンラインだけでなく、実際に顔を合わす例会を開催することもできる。

     

    14)16−99 「人頭分担金を増額する件」

     

    2017-18年度から人頭分担金を年に1ドル増額する件。その後、RI副会長から修正案が出され、投資収益の悪化により、毎年4ドルずつの増額が提案される。

     

    【議論百出】・・・70分間の審議の末、日本の大反対にも関わらず採択される。

     

    ・審議会の始まる前日に半日もかけて根回しあり。

     

    ・年間1ドルの値上げでは将来赤字に転落すること。投資収益が悪化していること。2014〜15年度の投資収益は5,123,000ドルのマイナス、ロータリー財団の投資収益は4,798,000ドルのマイナスとの報告あり。

     

    ・RI理事役員の旅費が1,000万ドルから1,400万ドル(2013年)に増加していること。

     

    ・600名を超えるRI職員がさらに増加していること。

     

    ・RIの奉仕活動が巨大化していること。

     

    ・この値上げは発展途上国ではかなり厳しい現実となり、このまま値上げが続けば発展途上国のロータリアンの数は減っていく可能性がある。

     

    ・アメリカのインフレ率は5%だから仕方がない。

     

    ・オリジナルの制定案を受け取った後に、審議直前に大幅な値上げをすることは理解できない。事前に大幅値上げが判っていたのであれば、最初から4ドル値上げで審議するべきである。これではクラブの理解は得られない。

     

    ・さまざまな案件を自前で処理せず外注していることも原因か。

     

    ・2013年規定審議会では、人頭分担金の値上げをそれ以上しないという前提で値上げをした経緯がある。

     

    ・RI理事会がデラックス・カーに乗っているなら、自分たちのコスト削減を最初にお願いしたい。

     

    ・会長代理派遣旅費の削減をお願いしたい。

     

    ・年間4ドルは高くはない。犬の散歩で落ちている小銭を拾えば、一年で4ドル集まる。

     

    ・1170地区では、多くのロータリアンがリタイヤしている。彼らは年金暮らしでロータリアンとして維持することが困難になってきている。英国のインフレ率は2%に過ぎない。旅費のコストのカットが急務。

     

    15)16−113 「決議審議会について規定する件」

     

    決議案について、決議審議会を毎年オンラインで開催すれば、決議案に迅速に対応でき、規定審議会も制定案だけであるので効率よくなる。

     

    16)16−114 「代表議員が3年の任期を務めることを規定する件」

     

    規定審議会の開催の2年前の年度に審議会代表議員を務める。2年間、毎年の「決議審議会」に参加して、各クラブからの提出立法案の作成相談にのり、最後の3年目には規定審議会に出席する。

     

    7.決議案について

     

    1)16−118 「ポリオ撲滅は国際ロータリーの最高の目標であることを承認し支持する件」

     

    2)16−139 「ロータリー財団の創立100周年を認知する件」

     

    2016-17年度に、ロータリー財団が100周年を迎えることについて、世界中のロータリアンの関心を喚起することを目的に決議