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  • 9月15日(木) 国際奉仕委員会卓話

    講師紹介:国際奉仕委員会 村上 倫行 委員長

     

     

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    国際奉仕委員会の村上でございます。大西会長年度がスタートして3カ月経過しましたが、なぜか早く感じられます。それは何か思うとやはり第1週がお休みということで、早く感じるのではないかと思います。

    今日は、「青少年交換留学生の現状について」のお題で皆さんよくご存知の西村英晃さんは、恵庭RC会員で元千歳RACの会長でございます。それから村山はるかさん、昨年は千歳RACの幹事、今年は会計を行っています。今回はお二人に卓話をお願いいたしました。お二人とも交換留学生という経験がありますので非常に楽しみな卓話です。それではよろしくお願いいたします。

    ◇卓話 第2510地区青少年交換委員会 議長 西村 英晃 様 (恵庭RC)

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    皆さん、こんにちは。2年ほど前までローターアクトクラブ会員として活動してました。その際には千歳RCの皆さまにはご尽力、ご指導いただきまして誠にありがとうございました。

    本日は、地区の青少年交換委員会議長として参りました。今現在の青少年交換の現状と行った子供たちがどんなことをしているのかなと、なかなか報告されない点がございますので、その点を重点的に卓話させていただきます。ご存知の方も多いと思いますが、青少年交換とは高校生が対象でロータリーのプログラムの中で、唯一、ロータリアンの子女のみでなく子供たちが参加できるプログラムとなっております。この高校生のうちに1年間海外に派遣するというあくまで交換になりますので、交換先からは同じくらいの年代の学生が来てホームステイをするという地区対地区の交換プログラムになっております。

    そのなかで、私たち青少年交換委員会は何をしているのかと、今年8月に2510地区全クラブに対して2017年度2018年度の交換学生のエントリーを募りました。募った後に次年度の派遣になりますので1年間を通してエントリーした学生たちにまずはロータリーとはどんな団体なのか、1年間何をして何を学んで帰ってくるか、また、帰ってきた後に「行きました」、「帰ってきました」、「音信不通」というパターンが結構あり、ここ数年続いております。それを防止するためにも私たち委員会が派遣する学生、また来る学生、また帰国後の学生のサポートをしている委員会になっております。

    今、私がお話ししました「帰ってきた学生」ですが、この後私の後に卓話していただく村山さんもそうなんですけれども青少年交換のプログラムに参加して帰国しますと、もれなくローテックスという肩書がつきます。自動的に拒否権はないんです。ローテックスというのはローターアクトと違い卒業もなく一生「ローテックス」という肩書がつくものになっております。北海道はあまり活動実績がないのですけれども、本州のロータリークラブですとローテックスが例えば地区大会とか全国規模の催し物がある際に受付業務をお手伝いするなど、そういう補佐をする役目にまわったりします。

    2510地区に関してはそのような活動はありませんので基本的には帰国後の1年間は、次年度に行く学生のフォローをする役目が当たっております。そのフォローというのが最近ではビザ申請、1年行くのに旅行のビザでは行けませんので留学ビザというのを取得します。但し、私たち青少年交換委員会は旅行会社とかそういう機関ではないためエントリーした学生、親御さん、もしくは学校の英語の先生などがフォローしてビザ申請をして貰っています。そのビザ申請が数年ごとにガバメントが申請方法を変えるのです。その際に私たちではフォローしきれないところを前年度行った学生がビザ申請のフォローをするなど、そういうお仕事などを2510地区は行っております。

    本年8月9月で既に前年度募集の学生全部で6名いますが、そのうちの4名がアメリカ、フィンランド、ドイツ、9月と明年1月にはオーストラリアと出発を控えております。この青少年交換のプログラム、目的が最近RIで言われてますのが未来のロータリアンを育てようもしくはロータリーの理解ある人間を地域で育てようという目的もあるようでして、このプログラムに少しでも多くの学生を参加させていただけると会員増強にも若干繋がるのかなというところであります。

    その中、ロータリーやRIが求めている学生が青少年向けのプログラムに参加してローテックスになってできればローターアクトに入って30歳で卒業してロータリアンになるかもしくは地域でロータリーの理解ある社会人になるということをRIの推進していることです。現在千歳RACで活動しています村山はるかさんは青少年交換参加して戻ってきてローテックスとして現在ローターアクトクラブで活動していますので、私のお話はこの辺にして5年前にどんなことをしてきたのか話していただきたいと思います。よく卓話で海外からきている受け入れのほうの学生が卓話をすることは多々あるのですけれども、なかなか帰国学生を呼んでという卓話は行われてないので送り出した子供たちは何をしているのかというのを今日ちょっとみていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

    ◇千歳RAC 村山 はるか 様

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    皆さんこんにちは。ただいまご紹介にあずかりました、今はローテックス兼千歳RACの村山はるかと申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

    先に、私が作ったパワーポイントを見ていただきたいので、ちょっと時間がかかるようなので先に少しお話させていただきます。まず、ロータリーの留学をなぜ知ったかというと私の祖父がロータリアン、恵庭のロータリークラブに所属しておりましてそちらで留学の事を知ったのですけれども、その前に私は海外旅行にも行った事がなく、一度、海外に出てみてどういう生活をしているのかなというのはちょっと興味があり留学に至りました。いざ留学を申し込みして1年間と言われ1年も家族や友達から離れて生活するとなるとやはり不安で行きたくないという気持ちがすごく溢れてきました。でもロータリーの方々、一緒に留学に行く方々に励まされ1年後に飛行機に乗って一人でオーストラリアに行きました。その時もまだ飛行機に慣れてなかったのでどうやって乗り継ぎをすればいいのか、飛行機の中では何をすればいいのかもわからなかったのです。

    ※パワーポイント(スクリーンショット参照)

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    ロータリーの留学は他の留学とは違って生活費というのがあまりかからないです。というのは、ホストファミリーが全部お食事を作ってくれたりあと家族によってはいろんなところに連れてってくれたりすごい楽しい1年になると思います。

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    先程生活費がかからないとお話したのですけれども、私が1年間にかかったお金は往復の千歳からオーストラリアの町までの航空券とあと1年間留学する時のビザ、そして1年間のお洋服とお小遣いしかかからなかったです。

    あと、オーストラリアは1年の終わりにサファリというだいたい3週間くらいオーストラリアを周遊するのですけれども、そのお金が約30万かかりました。高校の卒業旅行と思って3週間も行けると思えばすごく安いのではないかと思います。

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    1年の留学には4Dというロータリーのルールがありまして、デート、アルコール等の飲酒、薬、車の運転をしてはいけないというDRIVE, DRUG, DATE, DRINK の4D頭文字でそれを違反してしまったら「即帰国」ということになります。実際に私がオーストラリアにいる時にその4Dのうちの1つを破って少しだけ早く帰国しなければならなくなった学生がいます。

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    このジャケットなのですけれども、出発前に自分で日本とか北海道の特産物などを作ったりバッチにしたりして、現地の人とあとオーストラリアで出会った留学生と一緒にバッチを交換するっていうものになっています。すごく見たとおり重くなっているのですけれども、後ろもこんな感じで日本に来た留学生もこのような感じでバッチつけていて帰っていく子が多いです。

    このプレートですが、オーストラリアでは16歳から免許を取得することができまして16歳になって初めてこの「L」のプレートがもらえるのですけれども、「L」のプレートを持っている時は誰か絶対に親か誰かが隣にいて運転しなければなりません。日本みたいに自動車学校はないので自分で路上運転してどんどんどんどん上達していくことになります。何年か経ったらこの「P」のプレートがもらえるのですけれども、「P」のプレートはこのように数字が書いてあります。速度がこの数字まで出せないのです。プレートの数字は90キロですか。これもう一個、今度はこっちの緑のプレートに変わりまして100キロまで速度制限でつけることができます。それで、この「P」のプレートになったら同席しなくても運転できるようになっております。なのでだいたい現地の高校3年生くらいの人は学校の授業が少なくなってくるので自分で運転して学校に通う人が多いです。

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    先程、委員会報告などでゴルフの話が何回か出ていましたが、私が所属していたパンベラローターリークラブというゴルフの会社メーカーで例会を毎年行っていました。千歳でいうレストランインターでやってるような例会でした。お食事もそんなにおいしいわけではなかったですけれども、羊の肉ですとか、オーストラリアらしい食事が毎回出ていました。

    留学は1年っていうお話ですけれども、だいだい1年の中で3,4回ホストファミリーが変わります。その理由としては一つのホストファミリーに滞在すると一家族の文化しか理解できないのでいろんな家族のところ行ってオーストラリアっていうものを学ぶっていうものになっています。

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    こんな感じでオーストラリア東半分をまわってきました。ホテルではなくてこのように自分でテントをたてて寝泊まりしていて、寝るのは布団とかではなくて寝袋なので身動きとれない状態です。たまにこういうベッドで寝ることもできました。その日は幸せでした。外で寝ることもありました。らくだに乗った後らくだのバーガーを食べさせられました。すごく複雑な気持ちでした。

    このような感じで私の留学の1年、すごく短縮した1年を今ご覧になっていただいたんですけれども、最初の方に制服を着た写真があったと思いますが、普通の現地の公立の学校に通って現地の人と同じ授業をわからないまま授業を受けて、数学の方は日本の方が進んでしてるようだったので数学は何となく理解はできたのですけれどもそれ以外はもう全部英語で日本語の授業はその学校は小さかったので日本語の授業はありませんでした。ただ、1年を通して最初の方はやっぱり何も理解できなかったのですけれども、最後のほうになると何を言っているのかわかるようになって指示も出され、指示を出されるようになったらもう1年経って帰国で本当に1年は短かったという記憶があります。

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    地区大会の様子もあったんですけれども、日本と一緒で地区大会やあと地区の行事に2、3か月に1回くらい参加してロータリーの方ともたくさん交流をしてきました。そのサファリでオーストラリアの東の方をぐるっとまわって世界遺産とかをいろいろ回ってきました。アメリカの東海岸やニューヨークに留学していた方はアメリカを1周、あとアメリカの西海岸に留学していた人はロサンゼルスやディズニーに行ったり、あと、フィンランドに留学していた人は最後にヨーロッパ周遊したりと、私の知る限りどこに行ってもいろんなところを回ってかえって来るっていうのがロータリーの留学です。それは強制参加ではなくって自主参加、自主的に行きたいって言ったら行けるのですけれどもでもほとんどの人は行ってすごく楽しい思いをして帰ってきます。

    あと、ホストファミリーとカウンセラーっていう方がいたんですけれども、カウンセラーは誰にでもいまして何か困った事やほんとに何か小さな事でも困ったことがあったらカウンセラーに相談して問題を解決してくれる大事な存在になります。

    私は留学して帰ってきたらジュニアカウンセラーという扱いになりまして、カウンセラーは勿論ロータリアンとしているのですけれども、カウンセラーにも言えないこと学生ならではの事をジュニアカウンセラーに相談していろいろ教えてあげるっていうのが私の役目でした。結構、ジュニアカウンセラーの方が学生にとっては話しやすいんではないかなと思います。

    帰ってきてからジュニアカウンセラーになったのですけれども、その後1年ジュニアカウンセラーという仕事が終わってそのあとローテックスの仕事から一旦離れたのですけれど、また、大学にも通ってたので忙しくて、あと大学でも違う国に留学してたので、それもありローテックスの活動はできなく、その大学時の留学から帰ってきても、今度就職活動があり、忙しい毎日だったので、ローターアクト、ローテックスという活動はできませんでした。

    就職活動をして千歳に就職が決まった時に、千歳RACの直前会長と千歳セントラルRCの坂井さんにロータアクトっていうのがあるのだよっていうので、初めて例会に参加したのがローターアクトの出会いでした。それまで私はロータアクトという存在を全く知りませんでした。

    ローターアクト時代、その20代の時で何ができるのかっていうのを考えたときに、今の私に何ができるのかと悩んでいるところです。

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    火曜日に千歳RACの例会があって、千歳RC前田委員長とあと千歳セントラルRCの高塚さんが参加してくださったのですけれどもロータリアンに例会に参加していただくからには参加していただいたロータリアンに何か学んでいただいて何か持って帰っていただく例会を作ってくださいと言われたので、今回、千歳RC皆さまが私の拙い卓話を聞いて何か感じていただければと思います。ありがとうございました。

    ◇お礼のことば:大西 信也 会長

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    西村さん、村山さん、どうもありがとうございました。村山さんですけれども、1回も外国旅行を行ったことのない人が、一人でオーストラリアにまで行くっていうことはほんとに不安だと思うのです。それでも行くという勇気に敬意を表します。やはり行っただけのことはあると思います。行っただけのことがあって帰ってきている訳ですから、これからはそれを役立つように頑張ってください。またアクトの方も頑張ってください。

    先月のロータリーの友にこの交換留学生の募集要綱が載っています。自己負担費も記載されており、先程、言ってました往復の旅費、保険、出発準備費用というのが自費なのですね、費用の他さまざまな困難を乗り越えていった経験を自信してチャレンジしてください。

    ※最後に、大西会長から謝辞と記念品が贈呈されました。これからもご活躍をご祈念いたします。本日は、どうもありがとうございました。

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