• 11月15日(木) ロータリー情報

    ロータリー情報・定款細則委員会 長澤 邦雄 委員

     本日は主に「四つのテスト」についてお話をします。「四つのテスト」は綱領なのかなんなのか? 基本的に社訓とか家訓とか訓戒に準ずるものと思われます。それも職業道徳とか職業倫理を重視した職業奉仕倫理に関する“訓”です。

     「四つのテスト」はロータリアンの職業倫理ですが、単にロータリアンだけの訓として捉えるものだけでなく、今の政治家や学校教育者においても唱えたいものです。学生が「好意と友情を深めるか」「みんなのためになるかどうか」を顧みることによっていじめなどは少なくなるものと思います。政治家のマニフェストでは「真実かどうか」を振り返ってほしい。極端なことを言いますと「四つのテスト」は職業人の倫理ですが、それを越えて人としての倫理観を述べていると思っています。

     ロータリーとは職業倫理を重んずる実業家、専門職業人の集まりです。その職業人たちが守らなくてはならない訓戒が「四つのテスト」です。その訓戒を守って仕事することにより自分の利得のためになるが、最終的には社会奉仕につながり、社会のためになっています。

     「四つのテスト」の前段は“言行はこれに照らしてから”となっていますが、英文では“I think(想い)”が入っています。正しくは“想いと言行はこれに照らしてから”となります。このことについては福田武男PCが熱心に説いていますが未だに直っていません。

     以上、お話をしましたが、短時間で伝わるものでもなく、後日さらにロータリー情報で触れていきたいと思います。