• 6月9日(木) 会長挨拶

    沼田 常好 会長

     

    会長挨拶

     

    今年度ガバナー補佐の坂井 治 様、次年度ガバナー補佐の高木 繁秀 様、本日はお越しいただきありがとうございます。6月に入り、先週は分収造林「ロータリーの森林」においての早朝移動例会が行われました。朝の澄み切った空気を胸いっぱい吸うと身体一杯に力が湧いてくるような気がしました。皆さまはいかがでしたでしょうか。さて、毎回言っているように思いますが、今年度も本日の例会を入れて4回を残すのみとなりました。締めていきたいと思います。

     

    現在、NHKの朝ドラで「ととねーちゃん」が放送されていますが、その中で「家訓」という言葉が出てきます。皆さんの家庭ではいかがでしょうか。私の家にはそれを書いたものはありませんが、父は私が物心付く頃には札幌で八百屋、おかず屋などの店を開いていた事から、店が終わってから一緒に食事をした記憶があります。また数少ない休みの日に炊事遠足など多くはありませんが色々と連れて行ってくれたような気がします。そして父が一番の権力者でもありました。

     

    家庭教育は毎日の生活の中にあるような気がします。最近のニュースでは北海道七飯町の「しつけ」と称して車から子供を降ろし、子供がさまよった挙句に無事発見された事件がありました。「独りになって考えなさい」といった気持ちで行った行為でしょう。それが大事になり子供が行方不明になってしまいました。親とすれば居ても立ってもいられない状況であったと思います。身勝手な親の「しつけ」と称し、暴力を振るって子供に怪我をさせる行為などは許し難い点がありますが、今回の小学2年生の「大和君」の事件は私たちに、そして現在子供を育てている親に大きな課題をいただいた様な気がします。

     

    私も子供が小さい時に物置に入れて、「よく考えなさい」と「しつけ」を行ったり、子供のお尻を平手で叩いた事を今思い出します。その時は子供を育てる事に関して初心者ながらも子供の事を考えて行った行為だった訳ですが・・・子供の「しつけ」は難しい事がこの事件で皆さん分かった事かと思いますがいかがでしょうか。しかしながら、ある程度の基本的な社会ルールを教えていく事は必要不可欠だと思います。何にしても無事で良かったですね。