• 6月20日(木) 年次報告

    司会進行 村田研一 会長

    それでは前回例会に引き続きまして本年度の年次報告をお願いします。

    ◆社会奉仕委員会 委員長 五十嵐桂一

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     基本方針に掲げておりました五大奉仕(「新世代奉仕・ローターアクト」含む)としての社会奉仕委員会は、地域に根ざし奉仕活動を行うとともに、友好クラブ、ローターアクトクラブ、プロバスクラブとの連携を強化する初期の目標を達成することが出来たと考えています。

     具体的活動としては、1つ目は、「グリーンベルトに桜を植樹」をしました。清水町側のグリーンベルト改修工事に伴い、環境保全委員会と協力しながら地区補助金を活用し、桜の木を植樹しました。2013年5月17日、「創立45周年記念『ふれあい例会』」を同場所で開催することができました。2つ目は、「交通安全・清掃活動の実施」です。秋・春の全国交通安全運動「セーフティコール」、千歳神社例大祭後の早朝清掃、春の市内清掃などは、例年通り実施しました。3つ目は、2012年11月には特に、友好クラブ第2680地区神戸南ロータリークラブへの訪問事業を実施しました。また、千歳プロバスクラブとの友好、千歳ローターアクトクラブの例会出席と会員増強支援に努めました。

     最後に、2年越しになりましたが、「女性特有のがんに対する啓発活動」をいろいろ展開して行く中で、漸く本年度中に“がん検診を受けましょう”“ワクチン接種を受けましょう”という啓発パネルを千歳市に寄贈することができました。

     昨日のパスト会長会議におきまして今村PCより子宮頚がんワクチンの危険性についてご指摘を受けましたが、全国で30名強の健康被害が起きているようです。いずれにしましてもワクチン接種することにより、子宮頚がんの罹患率が物凄く下がると言うことが事実です。引き続き次年度の社会奉仕委員会でも“乳がん検診”に対する取り組みが行われるようです。継続事業でお願いします。

     

    ※村田会長講評

     社会奉仕委員会では、交通安全啓発活動は年2回例会日として行っています。早朝例会を通じて清掃活動なども行っていただきました。

     

    ◆クラブ会報・広報・雑誌・IC委員会 副委員長 秡川勝文

     総括としましては、例会開催ごとのホームページの更新及び会報の発行により、クラブ運営や各委員会の活動内容を会員に広く周知し、情報を共有することができました。当初計画の「箇条書き」方式では、内容が伝わらない恐れや集約能力不足から記事圧縮には限界があるなど課題が残りました。しかし、会報はA4版裏表一枚へ圧縮し経費節減には貢献できました。

     具体的活動としましては、1つは、「会報のスリム化」です。A4版1枚、裏表2ページ化と通常の印刷は例会時の各テーブル5枚程度とし事務局のプリンターを使用して諸経費を削減できました。2つは、「ホームページのスリム化」です。会報作成の基本部分であり、情報周知と共有の観点から「記事圧縮」には限界があり、当初予定のスリム化までには至りませんでした。3つは、「外部に対しての広報活動」です。クラブ活動の記事を地元紙「千歳民報」を主体に掲載していただき、活動内容を一般の方々に広く知らしめることができました。(別紙「報道機関新聞等登載状況」)

     次年度への引き継ぎとしまして、①ホームページ(以下、「HP」)の各項目更新~今期、一部未更新。②HPの閲覧アクセス権のセキュリティ化を図る。③会員企業のHPとのリンク充実化を図る。④原稿、記事の提出徹底化を図る。これは間違いのないようにするためです。⑤「ロータリーの友」への積極的な記事提供です。

     副委員長としましては付け加えますと、クラブ会報編集のほとんどが田中委員長と酒井会員によって行われていました。諸経費の削減をしたことは田中委員長が寝る間もなく、命をかけて編集作業に取り組んだ結果であります。田中委員長を見習い、次年度も委員会メンバーで出来るだけ頑張っていただきたいと思っています。

     最後、田中委員長から一言、“私が頑張りました”と・・

    ※村田会長講評

     クラブ会報の編集は、クラブの中でいちばん難しいというか時間がかかる仕事だと思います。例会が終わり、家に帰ってからの作業でたいへんご苦労様でした。特に編集作業に当たっていただきました田中委員長はじめ、酒井委員、加藤委員には“ありがとうございました”と申し上げます。昨年度までは会報印刷を千歳印刷さんにお願いしていましたが、今期から自前で行い、経費削減には貢献してもらいました。

     

    ◆環境保全委員会 委員長 平間和弘

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     当委員会は、あくまでも継続事業が中心で早朝移動例会による事業活動を実施して来ました。

     先日、6月6日の早朝移動例会で分収造林の経過報告を致しましたので、その分は割愛し、それ以外の活動内容について報告致します。その1は、分収造林『ロータリーの森林』の森林国営保険の満期による更新手続きです。これは10年契約で10年ごとに更新契約になっています。契約は9月ですが事務手続きは2ヶ月前の昨年7月6日(月)に契約しました。窓口は、千歳市森林組合が指定されており、担当者と協議の上、標準的な森林火災保険契約をしました。内容は、保険金額4,426,593円、これに対する10年間の保険料は99.159円(平成24年9月8日より平成34年9月8日迄の10年間)までは無事ということです。これは、あくまで火災保険でありますので、森林火災、貰い火などによる被災になった場合対象となります。

     2つは、千歳市スポーツセンター前の桜の木の手入れについては予定通り実行いたしました。3つは、河畔公園に「桜の木植樹」、「四つのテスト」石碑建立ですが、昨年9月20日(木)、千歳川沿いグリーンベルト河畔公園・芝生広場に千歳ロータリークラブの創立45周年事業であります桜の木11本の植樹と「四つのテスト」の記念碑の除幕式に参加・協力をしました。

     委員会としての本年度の取り組みは、分収造林の除・間伐、枝打ちなど16年分の作業を前倒しで行うなど、十分な動を行ったと思っています。また、これには村田会長、沼田幹事の予算付けのために事業内容を精査の上、お願いしたところです。

     特に、丹治分収造林組合長の協力がなかったら実現できなかったことと思っています。この3人のご配慮と会員皆様のご協力があって事業計画以上のものができたと思っています。

    ※村田会長講評

     分収造林「ロータリーの森林」は、新会員も10mを越える赤エゾ松を見て感心しており、皆さんも改めて「ロータリーの森林」の素晴らしさを再認識されたものと思います。毎年、下枝切りなどの作業を行っておりましたが、下枝も太く、大きくなりましたので会員の皆さんに怪我などをさせてはならないとして本年度は業者に除・間伐をお願いしました。

     

    ◆新世代奉仕・ローターアクト委員会 委員長 菅原正行

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     基本方針としましては、千歳ロータリークラブが創立以来、継続事業として行ってきた青少年矯正施設への支援及び会員減少傾向にある千歳ローターアクトクラブへの支援を共同提唱クラブと共に支援を行いました。

     新世代奉仕活動の具体的な活動としましては、北海少年院及び紫明女子学院の運動会、盆踊り大会、教育活動発表会、成人式等の行事への参加です。本年度は、村田会長はじめ、斉藤えみこ会員、齊藤博徳会員にそれぞれ分担して参加していただきました。

     千歳RACへの支援活動につきましては、RAC例会への出席を中心に進めてきました。その中で、ローターアクト会員数ですが、当初4名でスタートしましたが、5名の増員により現在の会員数は9名となっています。増員に当たっては五十嵐桂一会員、今野良紀会員、藤本敏廣会員のご協力をいただき、ありがとうございます。

     次年度も共同提唱3クラブのご協力をいただき、会員増強に取り組んでいきたいと思っています。また、アクトの例会に出席いただきました会員の皆様ありがとうございました。前年度は、アクトに例会に出席をしていただくためにそれぞれの委員会ごとにお願いをしましたが、本年度はそのようなことが出来ませんでした。その年度によって方法はありますが、アクトの例会にロータリー会員が一人でも出席して貰えるような取り組みができればと思っています。

    ※村田会長講評

     千歳ローターアクトクラブへの支援活動として頑張っていただきました。アクターが4名から9名と純増5名と素晴らしいことです。メンバーが新会員の発掘を行い、アクトの役員を立候補で決めるなど、自立して来ました。

     

     

    ◆国際奉仕委員会 委員長 五十嵐宏

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     総括としましては、本年度は、クラブとして青少年交換留学生などの受入れる計画はなく、また、第7グループからの要請もなく、具体的な活動はありません。

     具体的活動としては、その1つは、「発展途上国を対象とした人道的支援」として書き損じハガキを収集してユネスコに送る活動を展開しました。今回は、書き損じハガキの集まりが低調で次年度において継続活動を行っていただくようお願いします。なお、2012年4月にユネスコ協会から感謝状をいただいています。

     その2つは、担当委員会としましては、ゲスト卓話を2回行いました。⑴ 8月9日フィンランドセンター北海道事務所チーフコーディネーター ウッラ・ビルコラさん(青少年交換留学生経験者)によるゲスト卓話「私とロータリー」を行い、本年2月28日千歳市企画部協働推進課国際交流係長 松原崇人氏による「世界を知ると日本が見えてくる」~国際人へのきっかけつくり~ゲスト卓話を行いました。

     次年度にお願いしたいのは、次年度に千歳の方で青年交換留学生として申込があるとの情報があります。その場合は、次々年度において具体的なことになるのではと思っています。準備をすることが予想されます。

    ※村田会長講評

     書き損じハガキ収集活動ご苦労様です。ゲスト卓話も海外との繋がりに関した講話でありがとうございました。

     

    ◆ロータリー財団・米山記念奨学委員会 委員長 榊原 潤

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     私は、ロータリー財団と米山記念奨学会の歴史や意義、目的を理解しないまま、委員長をお引き受けしましたが、村田会長、髙橋副会長、沼田幹事のご指導と、副委員長の末廣PCの手厚いサポート、さらには会員各位のご高配を賜り、寄付金の目標額を達成することができました、心より感謝を申し上げます。

     委員会としましては、2012年4月に公益財団への移行に伴う、税制上の取り扱いや、ロータリー財団補助金手続き、クラブの覚書(MOU)等について不勉強のため、的を射た対応ができず反省しています。

    1 ロータリー財団関係

     さて、ロータリー財団活動ですが、より良きことをするための基金の趣旨に則りクラブ活動目標を5,000ドルと定め、寄付金を募り、結果、総額6,261ドル(53名/会員一人当たり118.182ドル)が集まりました。この達成の背景には、11月29日「財団活動の意義」をテーマとして福田武男PCの卓話や村田研一会長、瀧澤順久会員から大口寄付はじめ、会員篤志の賜であります。ありがとうございます。

    2 米山記念奨学関係

    次に、米山記念奨学会活動につきましては、海外から優秀な学生を日本に招き、支援する日本ロ―タリー独自の奨学事業の推進に貢献するため年度当初に掲げた

    ⑴     普通寄付金 会員一人当たり年間4,000円 総額220,000円

    ⑵     特別寄付金 総額 226,000円

    ⑶     米山梅吉記念館「100円募金」 年間一人 100円 総額5,100円

    会員皆様のご理解とご協力により目標を達成できました。

      達成に当たっては、米山記念奨学会活動に理解をいただく一助として10月18日に実施した元奨学生 北海道大学大学院 博士課程1年 宋 妍さん「日中の懸け橋になりたい」卓話や福田武男PC、瀧澤順久会員から大口寄付をはじめ、会員のご理解とご協力の賜であります。1年間、支えていただきました皆様に感謝を申し上げます。

    ※村田会長講評

     ロータリー財団、米山記念奨学会への寄付目標を達成していただき、たいへんご苦労様です。

     

    ◆幹事年次総括   幹事 沼田常好

     歴史ある千歳ロータリークラブの創立45周年を迎える年度に当たって、村田会長の「向上心、相互扶助、親睦」の方針の元で村田年度が始まりました。当初は幹事として1年間、穴を空けないで年間プログラムを行っていけるかが私の最大の問題であり、課題でもありました。しかしながら皆さんのご協力の元、1年間通すことができました。

     村田会長方針に基づいた例会が遂行できるか心配でもありましたが、各理事、会員のご協力でなんとか無事に終わることができました。ありがとうございます。

     当ロータリークラブはベテラン会員、中核会員にそして新人会員がよいバランスで組織されているロータリーであると思っています。各会員にはいろいろな意味でご示唆をいただき、中核会員には本当に先輩、後輩の中を取り持っていただき、明るい例会を作っていただきましたことに関しましてお礼を申し上げます。

     出席率の問題でありますが、今回から理事会におきまして千歳ロータリークラブ定款第9条第3節の「出席規定の免除、理事会の承認する事情により欠席の場合、理事会は正当かつ十分な理由による会員の欠席を認める権限をもつ」により、メールあるいはFAXにおいて欠席の報告がある場合、欠席を認めて「出席扱い」することとしました。この件につきましては、賛否があると考えていますが、今後の課題でもあります。次年度からもいろいろな部分で検討し、出席率の向上に努めていただきたいと思います。

     村田年度は、千歳ロータリークラブ創立45周年を迎える年度であり、前段でも申し上げましたが、創立45周年を迎えるに当たって2012年9月20日に千歳市と話し合いを持ちまして、千歳川河畔公園において桜の木11本を植樹し、また、「四つのテスト」の石碑を建てました。これに関しましても皆さん方のご協力に感謝を申し上げます。なぜ、その場所を千歳ロータリークラブとして決定したかといいますと、千歳市としても“そのような場所”を河畔公園として市民が足を運び、触れ合う場所にしたいということで、桜の木を植えて欲しいという要望がありました。そこで千歳ロータリークラブとしましても、その意思が通じたということで実行させていただきました。

     本年度、まず、各関係委員会と相談をしながらいろんな部分で新たな取り組みを行うこととなりました。その1つには「出席率の問題」もありますが、2つは、昨年11月に北海道空港での夜間移動例会を開催しました。これは皆様方には好評でありました。次年度も継続するということです。3つは、今年2月には、ANAクラウンプラザホテルの例会場を抜けて11階のラウンジで千歳の夜景を見ながらワイン片手に皆様と共にロータリーを語り合いました。4つは、3月には以前には行っていたようで久しぶりにフジボウルで例会を行い、ローターアクトと合同のボウリングを共に行いました。その時に最初は“歳だからな”と言いながら、ボウリングがはじまりますと負けずきらいが出てきまして皆さん汗びっしょりでプレイしておりました。千歳ロータリー参加メンバーの成績もよく、村田会長は準優勝、五十嵐PCは三位でした。5つは、河畔公園に桜の木を植えて、今年の5月11日に親水公園・河畔公園などの開所に合わせておこなわれた「グリーンベルト春祭り」会場で山口千歳市長(名誉会員)をお招きして名川キリンビール㈱北海道千歳工場長と共に「千歳RC創立45周年『ふれあい例会』」を市民と一緒にお祝いをしました。6つは、3月21日に行われました「第7グループ第25回都市連合会(IM)」が開かれ、この件に関しましても佐々木昭ガバナー補佐はじめ、今村静男IM実行委員長、そして酒井宏クラブ奉仕委員長のご努力に対しまして感謝を申し上げまして幹事の総括と致します。

     

    ※村田会長講評

     沼田幹事には一言では言い表せないほどで、全てのことにたいへんお世話になりました。

     

    ◆副会長年次報告  副会長 髙橋 都   (沼田幹事代読)

     村田会長の基本方針であります「向上心、相互扶助、親睦」をテーマに村田年度が始まりました。

     振り返ってみますとアッという間に1年間が過ぎたように思います。村田会長のその若さとパワーでまさしく「向上心の塊」にように頑張って来られました。会長の意図されたことが、会員の皆様に十分伝えられたことと思います。

     ただ、副会長としてはほとんど出番がなく、とても喜びながらも“手腕”をお見せすることが出来ず残念の一言です??? とはいえ、会員皆様の温かいご協力がなくては及ばないことでした。とても感謝しております。1年間、お世話になりました。ありがとうございました。

    ※村田会長講評

     高橋都副会長には私の補佐をしていただき大変助かりました。ありがとうございました。

     

    ◆会長年度総括  会長 村田研一

     本年度のクラブ運営と活動について報告致します。

     千歳ロータリークラブは、札幌ロータリークラブにより、1968年(昭和43年)4月26日に設立されました。今年で45周年を迎えることができました。これもひとえに諸先輩のご協力とご家族皆様のご協力のお陰でございます。皆さんありがとうございます。 

    本年度は佐々木昭PCが第7グループのガバナー補佐に任命され、大活躍されました。また、今村IM実行委員長はじめ、酒井会員、そして会員の皆さん、ありがとうございました。

     3月17日にIM(インターシティーミーティング)を千歳ロータリークラブが担当し、“心からのおもてなし”をして、開催することができました。また、IMに関しまして第7グループ全員登録をして貰いましたことに会員皆様のご協力に感謝申し上げます。

     本年度のクラブテーマであります「向上心、相互扶助、親睦」で活動を展開してロータリーの原点に戻り、交流の場を設け、クラブ会員一丸となって諸事業に邁進してきたのではないかと思っています。

     最後になりましたが、千歳ロータリークラブの例会などにきめ細やかな運営をしていただきました沼田幹事、髙橋都副会長にはたいへんお世話になりました。また、理事、委員長、会員の皆様に対して心からお礼を申し上げましてご報告とさせていただきます。

     これからも皆様にとりまして笑顔と希望が輝く人生になりますことをご祈念申し上げます。ありがとうございました。

    (記録:酒井宏委員 写真:秡川勝文副委員長)