• 7月25日(木) ガバナー公式訪問(会長・幹事・エレクト会議、クラブ協議会)

     国際ロータリー(RI)第2510地区の安孫子建雄ガバナーが、7月25日千歳ロータリークラブ(RC)を公式訪問した。昨年度の創立45周年を経て、分収造林など長期的プロジェクトや緑化・環境保全に取り組む一方、次代の人材育成に繋げる委員会構成とした千歳RC。これに安孫子ガバナーも理解を示し、挑戦を続けて欲しいと要望した。今回の訪問で、第7グループ6RCの公式訪問は全て終了した。

     来千した安孫子ガバナーと大川健一ガバナー補佐は例会の前の午前10時から会長・幹事・エレクト会議、同11時から理事、委員長も加えたクラブ協議会に出席した。

     会長・幹事・エレクト会議では会議室に入る前に、川端清会長の車に大澤雅松幹事、藤本敏廣会長エレクトと安孫子ガバナー、大川ガバナー補佐の5人が乗り込み、千歳市内中心部で千歳RCがこれまで行った環境保全・緑化活動の成果の一端を現地で実際に見てもらった。時間の関係で全ては案内出来なかったが、例会場の隣にある千歳市民文化センター入口の「イチイ」、千歳スポーツセンター横で会員が毎年春に下草刈りをしている桜並木、45周年記念で昨年植樹した河畔公園の桜と「四つのテスト」の石碑の3カ所を案内した。

    四つのテスト石碑前

    河畔公園で昨年植えた桜をバックに、「四つのテスト」の石碑前にて撮影(撮影:大澤幹事)

    左から、川端会長・藤本会長エレクト・大川ガバナー補佐・安孫子ガバナー(クリックすると拡大します。)

     この後の会議では、千歳RCの特色と課題を川端会長が説明。幅広い職種、年代の会員が例会運営や各種奉仕プロジェクトに取り組んでいる様子を述べました。これに対して安孫子ガバナーは「各クラブを公式訪問してみて、訪問の意味が分かった。RIは各クラブが会員であり、クラブが活動の単位だと実感した。公式訪問は決して税務署の調査や監査のようなものではないということも理解して下さい」と語り、一緒にロータリーライフを続けていく仲間だという立場を強調していました。

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     クラブ協議会では、今年度活動計画を川端会長と各委員長が説明。これに対して安孫子ガバナーは「いい仕事をしよう」という川端会長の方針を「目に見える所でしっかり良いことをするのが重要だ」「自分達の日常から離れた所でやっているように映る活動もあるが、自分達の出来ることを続けるのが大切」などと述べた。新しい地区補助金制度についても「400万円の枠に合計1000万円の申請が出ている」と説明。特別委員会で補助金の在り方を考えていくことになっていると話し、更には千歳RCが入会して日が浅い会員に委員長を任せていることに「若い会員にとってチャンス。若い人が退屈するようだと退会に繋がる」と、退会防止への取り組みになっている点を評価した。

    クラブ協議会の様子  ガバナー挨拶  活動計画書

    左から、クラブ協議会の様子、安孫子ガバナーご挨拶の様子、当クラブの活動計画書です。(撮影:伊藤事務局員)

     また、大川ガバナー補佐は、一般会計が黒字となっている点や、健康委員会、木曜会の活動を評価。「高齢化時代の中で、健康委員会の活動やゴルフ・パークゴルフを通じた親睦と健康づくりは第7グループの他クラブにも広めていきたい」と述べていた。

    (記事:大澤幹事)