• 7月24日(木) ロータリー情報・定款細則委員会卓話

    ロータリー情報・定款細則委員会 PG 佐藤 秀雄 委員

    卓話1

     

    皆さん、こんにちは。まずは、今月の初めに地区の職業奉仕委員長の福田 武男 委員長が主催する、職業奉仕フォーラムが岩見沢で開催され、大変有意義なフォーラムで内容が素晴らしかった事をご報告させて頂きます。今日の卓話ですが、新入会員に対するオリエンテーションのマニュアル版の24項目ある中から、前回は7項目までお話しましたので、今日は8、9、10項目までお話させて頂きたいと思います。

     

    「ロータリーの綱領」とありますが現在は「目的」に変わっております。先程、会長からも 『会員維持が大切』というお話がありましたが、私も同感です。1年で退会される方も少なくありません。やはり、ロータリーとは何をする所なのか、という事を少しでも理解して頂けたら、退会率も少なくなるのではないかと思います。

     

    卓話資料1

    ※卓話の資料1です。クリックしてご覧下さい。

     

    数多いロータリーの公式文書の中で、奉仕の理念に触れているのは「決議23-34」のみです。ロータリーは、基本的には一つの人生哲学であり、それは利己的な欲求と義務及びこれに伴う他人の為に奉仕したい、という感情との間に常に存在する矛盾を和らげようとするものである。この哲学は奉仕の哲学であり、実践理論の原理に基づくものである。」と定義されています。ポール・ハリスはその著書の中で、ロータリーの「奉仕の理想」について、『ロータリーの概念する奉仕の理想とは、物の過程の最初に奉仕を置くものである。もっとも愚かな方法は金銭に集中する事である。』と述べ、更に『有史以来、偉人中の最大偉人等がその言にその行に宣揚し来ったものは、「奉仕第一、自己第二」というスローガンのなかに要約され得る教義である』と説明しています。

     

    卓話資料2

    ※卓話資料2です。

     

     一般的に決議23-24と言われているのは、これが1923年に開催された、セントルイス国際大会に提出された第34号議案だからです。決議23-24は、ロータリーの綱領に基づく、全ての実践活動に対する指針であると同時に、ロータリーの二つの奉仕・理念をロータリー哲学として確定したドキュメントなのです。

    『決議23-24』

    第1条ロータリーの奉仕理念が説かれています。

    第2条ロータリークラブの役割について。

    第3条国際ロータリーの役割について。

    第4条ロータリー運動は単なる理念の提唱ではなく、実践哲学であること。

    第5条クラブの自治権について。

    第6条社会奉仕実践の指針について。

     

    となっております。この第1条ロータリーの奉仕理念を読んで頂けたら、第4条のロータリー運動も考え方が理解出来るのでないかと思います。
    卓話資料3
    ※卓話資料3です。
    ロータリーの綱領(目的)ロータリーの目的を簡潔に表明したものが綱領です。1951年に開催された、アトランティク・シティ大会において、国際ロータリーおよび標準ロータリークラブ定款が改正され、「Objects of Rotary」が「Object of Rotary」に改められ、それまでの四箇条の綱領が一箇条の本文と四つの付随項目に変更され、今日に至っています。
    卓話2
    ※佐藤PG、今回も有り難うございました。