• 10月20日(木) ロータリー情報

    ロータリー情報・定款細則副委員長 佐々木 金治郎

     ロータリアンの義務と特典につきましては、皆さんはご承知ではありますが、復習の意味で簡単にお話しします。特典についての明文化はありません。ロータリアンとして「超我の奉仕」を通じて特典を得るべく活動をしていただきたいと念願します。

    ◆会員の義務と特典

     ロータリークラブ定款第15条にロータリアンの「義務」について、「会員は、入会金と会費を支払うことによって、綱領の中に示されたロータリーの原則を受諾し、本クラブの定款・細則に従い、その規定を遵守し、これに拘束されることを受諾するものとする」と明示化されています。

     「義務」は明文化されていますが、特典についての記載はありません。ロータリーは特典を得るための義務履行ではなく、「超我の奉仕」を通じて得るものです。

    《義 務》 太字:ロータリアンの三大義務

    ⑴ RI定款・細則並びにロータリークラブ定款・細則を遵守すること。

    ⑵ 入会金・会費を支払うこと。

    ⑶ 例会に出席すること。

    ⑷ 新会員を推薦すること。

    ⑸ 委員会活動、その他のロータリープログラムに参加すること。

    ⑹ 雑誌「ロータリーの友」の購読すること。

    《特 典》

     義務を履行することによってのみ、会員としての特典が受けられますが、有形的なものはない。人生哲学的なものであります。

    ⑴ ロータリークラブ会員には本人が希望してもなれない。会員によって推薦

    され、選挙されて初めて会員となります。

    ⑵ 全世界に品位高潔なロータリアンの友人を得ることができます。

    ⑶ 世界のロータリークラブの例会、ロータリー会合参加できます。

    ⑷ 奉仕活動に参加できます。

    ⑸ ロータリアンとしての絶大な信用が得られます。

    ⑹ ロータリアンとして適格な人を推薦することができます。

     この特典は、個人の営利目的に利用することは、ロータリーの精神に反するもので、あくまで、知り合いと奉仕の機会が深まり、奉仕の内容が充実され、更に高次元のロータリー奉仕活動ができ、また参加することができることを特典として捉えるべきであると思っています。          以上