• 8月28日(木) ロータリー情報紹介

    ロータリー情報・定款細則委員会 PC 川端 清 委員

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    本日は「ロータリーの友」の歩みという事でお話ししたいと思います。1952年-53年度から、日本の地区は東日本と西日本の2地区に分割される事に決定されておりましたので、日本の2地区で共通の雑誌を発行するとの決定がありました。これまで共に活動をしてきた日本のロータリアンが、分割されてからも緊密に連絡を取り合い、情報を共有するための機関誌として企画されたのです。

     

    1953年(昭和28)年1月から、毎月発行する事、価格を50円とするか広告を取って100円分の内容のある雑誌とする事、名前を「ロータリーの友」とする事などが決定されました。最初、横書きでスタートした「ロータリーの友」ですが、その後、俳壇、歌壇など、横組みでは具合の悪い欄が始まり、これらを縦書きで入れる事になりました。ページを開いていくと、横書きの中に突然縦書きのページが出てきて読みにくいという読者であるロータリアンの声を受けて、1972(昭和47)年1月号から左に開けると横書き、右に開くと縦書きの現在のような雑誌の形になりました。この時の表紙は陣羽織で、横書きには前から見た所、縦書きは後ろから見た所、というように両面表紙の特徴を生かした面白いものになっています。

     

    新しい時代の波といいますか、50周年迎えるのを機に「ロータリーの友」のホームページを開設して、インターネットというメディアにふさわしいコンテンツを入れ、印刷媒体の「ロータリーの友」との共存、棲み分けを図り、日本のロータリアンの皆さまにより早く、より幅広く、より便利に情報を届けようという事が決まりました。それに従って2003年7月1日、「ロータリーの友」ホームページを開設しました。「ロータリーの友」でも、現在電子版の発行準備を進めていますが、幾つかの課題があります。電子版の特性に合わせたコンテンツを見直し、印刷版を受け取っているか電子版を受け取っているかで情報の格差が出ないようにする事、購読料の支払いなどです。印刷版であろうと、電子版であろうと、会員がロータリーに関する最新の情報を入手し、また、ロータリーの基本を学び、更には情報交換をするという事は変わる事が無いようにと考え、電子版をどのようなものにするのか検討を重ねています。「ロータリーの友」は創刊60周年を迎えましたが、これからも日本のロータリアンの役に立つ情報を伝え、親しまれる雑誌として歴史が刻まれていくよう努力を続けたいと考えています。

     

    という事で、「ロータリーの友」では会員の皆さまの投稿をお待ちしています。クラブや地区での活動、ロータリアン同士の交流に関する原稿や写真、ロータリーに対する意見などを「ロータリーの友」事務所までお送り下さい。何かございましたら規定など私の方で持っておりますので送って頂きたいと思います。以上で本日のロータリー情報を終わります。